指輪の「作り」にこだわる方が増え、強度のある指輪として注目されている「鍛造製法」。結婚指輪の作りとしては耳にしますが、婚約指輪にも鍛造製法があるのはご存知ですか?また、サプライズプロポーズには鍛造の婚約指輪は相応しいでしょうか?
【鍛造と鋳造】
指輪の製法には鋳造製法と鍛造製法があります。婚約指輪や結婚指輪の様なブライダルジュエリーの多くには鋳型に金属を流して作る鋳造製法が用いられ、繊細なデザインを量産できるところが魅力です。一方、鍛造製法には機械鍛造と職人が作る手作り鍛造とがあり、どちらもプレスをしたり叩いて鍛えたりと、金属に圧力をかけて製作をします。強度が高く丈夫な指輪になるため、鍛造製法の指輪のブランドも増えてきました。
婚約指輪の場合、ダイヤモンドを留めるシャトン(台座)やその周りの装飾はとても繊細です。鋳造で作られたものが圧倒的に多いのは華奢で繊細なデザインには鋳造製法が向いているからです。型を抜いて作る「機械鍛造」は繊細なウェーブラインや細かなデザインには不向きで、婚約指輪としてはあまり見かけないでしょう。
【それなのに婚約指輪に鍛造製法がおすすめなのは?】
鍛造は鍛造でも、おすすめは職人が鍛えて造る鍛造製法の婚約指輪です。プラチナやゴールドは金属の中では決して硬いわけではありません。毎日着けていなくても、容易に変形しやすい金属です。変形するとダイヤモンドは外れてしまいます。そんなプラチナやゴールドをハンマーで叩いて鍛えることで加工硬化を起こし、強固にする作り方が「鍛造製法」です。男性が悩んで選んだダイヤモンドだからこそ、支える指輪の部分も安易に考えず、30年、40年経っても安心して身に着けてもらえる指輪を選んでください。
職人が作る鍛造製法であれば、鋳造製法の様な繊細なデザインもでき、また、鍛造ならではの強度もしっかりとしているので、安心して永く身に着けられます。この先サイズ直しもできるので、彼女のサイズが分からないサプライズプロポーズの場合もおすすめです。婚約指輪の専門店「FIRST DIAMOND」は鋳造・鍛造両方の指輪を取り扱っており、実際に比べてみることが出来ます。30年後も着けたくなる婚約指輪を贈ってみませんか?
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