世界中で話題になっている「ラボグロウンダイヤモンド」。日本でこそダイヤモンド全体の数％しか認知されていませんが、アメリカをはじめとする世界中ではダイヤ全体の50％以上の人気を誇り、使用されています。

【ラボグロウンダイヤモンドについて】
人間のテクノロジーの進化により、地球の深部で自然に形成される天然のダイヤモンドに近い環境を室内に作り、そこで造り出されたダイヤモンドです。「人工ダイヤモンド」とも呼ばれますが、自然界で作られたものではないというだけでニセモノではなく、本物のダイヤモンドです。世界中でエシカルなジュエリーを求める人々が増えてきている近年、ラボグロウンダイヤモンドはこの時代に合った宝石と言えます。

【エシカルとサスティナブル】
近年、エシカル（Ethical）やサスティナブル（Sustainable）という言葉をよく聞きませんか？研究室で作られるラボグロウンダイヤモンドは、このエシカルやサスティナブルという言葉が特徴として挙げられます。どちらも共通して環境や社会にポジティブな影響をもたらしますが、よりわかりやすく言うとどんな意味なのでしょうか？

【エシカルとは】
エシカルとは労働条件や人権の尊重など人や社会に焦点を当てた言葉です。周りのみんなが安心して幸せに暮らせるようになるため何が正しいか考えることを指しています。みんながエシカルな行動を心がけると、地球上の人々が一緒に暮らしやすくなります。

【サスティナブルとは】
サスティナブルとは環境への影響を長期的かつ持続可能な形で最小限に抑えることを目指した言葉です。地球を大切にし、自然の美しさや資源を無駄にしないことを表します。資源の持続可能な利用、環境への負荷の軽減、再生可能エネルギーの使用などがこれに含まれます。日本でも最近よく聞く「SDGｓ」（持続可能な開発目標）の「S」はサスティナブルの略です。世界中が環境保護に最大の関心事を抱いている現代、環境に配慮したラボグロウンダイヤモンドはサスティナブルなダイヤモンドなのです。

【エシカルジュエリーを目指すラボグロウンダイヤモンド】
そんな地球環境や人、社会のあらゆるものに配慮したジュエリーをエシカルジュエリーと呼びます。エシカルなジュエリーやダイヤモンドとは公正で安全な労働条件の下で作られ、販売されたものです。
資源はいつか枯渇します。それに比べ、研究所で生まれたラボグロウンダイヤモンドは環境にやさしく、継続的に安定的に作り出すことができます。天然ダイヤモンドを採掘する際に社会問題となっている鉱山での子供労働や強制労働などからは排除され、またダイヤモンドの取引が紛争地での武器調達の資金に使用されることのない、コンフリクトフリーダイヤモンド（紛争フリーダイヤモンド）です。

【ラボグロウンダイヤモンドの魅力】
1．生産の背景は前述のとおりで、それ以外にはやはり美しさが挙げられます。
天然ダイヤモンドの場合、全体の2％しか採れないと言われる不純物を含まない透明度の高く美しい「タイプ2a」と呼ばれるダイヤモンドを作り出すことができます。
2．価格はとても魅力的です。天然の場合、1.0ctで美しいダイヤモンドを求めると数百万円します。ラボグロウンダイヤモンドは20万円台で用意することができます。もしくは、婚約指輪で人気の0.3ctのダイヤモンドの場合、天然で美しいものは40万円台が平均的な相場ですが、ラボグロウンダイヤモンドなら7万円程で購入できます。

ダイヤモンドを選べる時代になりました。「FIRST DIAMOND」なら天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを比べてみることができます。おそらく、多くの方がラボグロウンダイヤモンドを見たことも聞いたこともないのではないでしょうか。せっかくダイヤモンドを購入するなら、まずは見比べてみませんか？

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