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2025.08.11

手元供養って何?今注目されている遺骨ジュエリーとは

手元供養って何?今注目されている遺骨ジュエリーとは

【供養の新しいカタチ – 遺骨ジュエリーが選ばれる時代】
これまでの形式にとらわれず、故人や遺族の意向を尊重した多様な供養方法が近年注目されています。「新しい供養方法」にはいくつか種類があり、核家族化や価値観の多様化、経済的な理由などから選択肢も様々です。

●自然葬
自然葬とは、自然に変えることを重視した供養方法です。遺骨を粉末状にして海や山、自然の中に撒きます。故人の希望や自然を愛する気持ちを尊重する形として選ばれています。

●樹木葬
墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬方法です。自然に囲まれた環境で眠りたいという希望や墓地の維持管理の負担を減らしたいという考えから選ばれています。

●海洋葬
海に遺骨を散骨する供養方法です。海が好きだった故人の希望を叶えたり、広大な自然に還りたいという思いを尊重したりする意味合いがあります。

●永代供養
寺院や霊園が遺族に代わって永代にわたり故人を供養します。後継者がいない場合やお墓の管理に不安がある場合に選ばれています。公営の納骨堂や合同墓などもあります。お参りとして手を合わせにいくことはできますが、合同で供養してもらう場所のため遺骨(骨壺)を取り出すことはできません。

【新しい供養方法・手元供養】
遺骨の一部、または全部を自宅で管理し身近な場所で供養する、最近最も注目されているのが「手元供養」です。中でも遺骨をジュエリーの中に納める「遺骨ジュエリー」は日常的に身に着けられるアイテムに納骨することで、悲しいお別れの後も故人をずっと近くに感じることができます。

遺骨ジュエリーは亡くなった大切な方を身近に感じていたいと願う人々にとって、心の支えとなるジュエリーです。核家族化の時代だからこそ、大切な方との繋がりが昔以上に「密」です。遺骨ジュエリーを必要と感じる背景にはこんなシチュエーションがあります。
●悲しみを癒したい時
常に故人の一部を身に着けることで、そばにいてくれるような安心感を得られます。故人を偲ぶ気持ちをカタチにすることで、喪失感や寂しさをやわらげ、前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。ジュエリーを身につけることで、故人との絆をより強く感じることができます。
●身近に供養をしたい時
お墓が遠方にあるなど、頻繁にお墓参りに行けない場合でも、遺骨を分骨してジュエリーを作っておけばいつでも故人を偲ぶことができます。旅行や外出時など、どこへ行くにも故人と一緒にいるような感覚を得られます。
●形見分けをしたい時
複数の遺族で遺骨を分骨して持つ場合、遺骨だけを持っておくよりジュエリーとして身に着ければ日常的に手元供養がしやすくなります。

失った悲しみは決して消えませんが、その「ロス」から前を向いていくために遺骨ジュエリーは選ばれています。

遺骨ジュエリーはネットやSNS、葬儀屋でも購入できます。しかし、故人との想い出は一人一人違います。その想いに寄り添った遺骨ジュエリーは既製品ではなく、想いをカタチにしたオーダーメイドがおすすめです。

▽参考記事
https://www.jewelry-story.com/tips/why-reasons-for-traveling-all-the-way-to-shizuoka-from-outside-the-prefecture-in-search-of-cremation-jewelry/

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